最近日本の食料自給率をテーマにしたニュースをよく見る。39%。間違いなく食料を輸入に依存している数字。そしてお隣の中国から大量に入ってきていた。
今は色々と問題が発覚して外国産から国産に切り替える業者・お店などがたくさんあってその旨のチラシも至る所で目にする。先日NHKの番組で今中国では「日本向けにもう野菜を作りたくない」と思い、実際自国向けの栽培に切り替える人が多いようだ。経済成長で国内消費が大量に増え、細か過ぎる程の要望を伝えて安く買い叩く日本には作りたくなくなるのもうなずける。
もともと中国では農薬は高いから使っておらず、広大な土地と安い値段で調達出来ると日本が取り仕切って栽培する。日本に向けたものを作るから形が整ってなくてはいけない、大きさはこれくらい、虫食いは絶対にダメ。見た目がよくないととにかくダメ、買わない、廃棄。その為に日本が農薬の使用を強制。
水産加工品もグラム、形、全て同じ、均一でないものはダメ。それを求めたのも日本。
もう食料品を扱う場所ではなく、精密機械を作る工場のようだった。
それを仕事にしている日本の代表の人が「下らないですよ、こんなの」と言っていた。当事者が下らないと言ってるくらいだろうから、きっと現場ではもっと細かな指示が徹底されてるんだろうな。
そして番組最後に上記のように中国ではもう日本向けに栽培するのを止めて国内向けに野菜を作っていく人が多く、そうなると日本に食料が輸入されなくなる、そういう流れがもう生まれている。このままいくと本当にマズい事になる、という感じのまとめをされていた。
いつから日本は均一、安い、手軽、ばかり追うようになったんだろうか。安かろう、便利かろうばかりを追求した結果が自分の首を締めるようになってしまったみたいだ。
中国が農薬使用を強制されていなかった頃、もっと上手な付き合いをしていれば、もっと素敵な生産が今も続いているんじゃなかったか。そして日本の農業をもっと大切にしていくべきだったんじゃないかなとも思う。もう遅いか、まだ間に合うのかは分からないけれど、多くの人に問題を気づかせるようにメディアは報道していくべきだと思う。ワイドショーは事実をただ流しているだけで「どうしたらいいのか」「何をしなくてはいけないのか」「何を気づかせないといけないのか」とやってもらいたい。せっかく2時間もあるのに。。「下らないですよこんなの」と言った人の記事が1面でもいいような気がする。
もっとも問題は自分たちの食べる事の意識の低さ、低下が今の問題だろうな〜。ああいう番組見るとどんどん気分が下がっていく。



