ピッツァの生地で作るナポリ版ハンバーガーみたいなもの。ただし中身の詰まったパンと違い、ピッツァ生地なので薄く膨らんでいて中は空洞。つまりとっても食味が軽い。これにナポリの青菜のフリアリエッリとサルシッチャ=自家製ソーセージ、モッツァレラを挟んで少し窯で温めて食べると旨い。何でも挟めるところが素晴らしい。そして重たくないけど満足度は高いと、素敵です。
そんな素敵な食べ物がある街ナポリなのにやっぱりマクドナルドがあり、いつも大人気というのが残念過ぎる。
マルゲリータやその他のピッツァ全般に使用するメインのモッツァレラです。ナポリから週に3回空輸でやってきます。ランチもディナーもうちでは必ず生=フレッシュの水入りのものを使います。
スライスしてザルに上げ牛乳の水気を切ってから使います。スライスした厚みは約2mmが限度かな?あまり厚過ぎると載せた下の部分の生地に火が入らなくなるのでダメですね。薄過ぎると溶け過ぎてトマトソースやオイルと乳化し過ぎてしまいイマイチ。焼け上がりによく溶けていつつ、モッツァレラの型が残る感じがいいかな。
あまりに小さくカットし過ぎると、「これではピッツァの上にゴミが散らかっているように見えるからダメだ」と以前ガエターノが言っていたのが印象的です。
シルバーウィークと聞くとどうしても、老人週間・・・というインパクトなのはボクだけでしょうか?
とりあえずブリアンゼッタを使って新しいピッツァを作ってみました。紫タマネギとブリアンゼッタ。
ポルチーニ茸を使ったピッツァも作ってみました。燻製のモッツァレラを一緒に使ってます。
結局のところ、あまりゴタゴタ載せず、ボクの中で所謂ワンツーで終わるトッピングの加減が好きです。ワンツーってそのまま、一手二手くらいのトッピングで終わるものですが。。。つまるところ、生地が本当に美味しく仕上がっていれば、何載せても美味いわけで、何切れか食べてると、余りトッピングがゴチャゴチャしてない方が確実に美味しく感じられると信じている。
と、書いといて何ですが、燻製チーズ売り切れました。次は土曜日の午後入荷です。ポルチーニはあります。