全ての男は消耗品である

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ちょくちょく休みの度に本屋さんに寄ってはいたけど、久しぶりに欲しい本をまとめて購入出来た。

rimg0167

もうvol.10になったか、昔から読み続けている「すべての男は消耗品である」シリーズ最新刊。昔は自身の身近な事から端を発してそこからの発言のようだったけど、現在の自分と関わりあるものというのは年を経る毎に当然変わっていくものだけど、今回も読むと一気だった。そして書いてある内容にそうだよな〜とかそうか〜とか共感したり、そうなんだよ、そう思ってるんだよっと代わりに書いてくれているような事もあったり。

これを読んでると昔読んでた「トパーズ」「イビサ」とか「音楽の海岸」などでよく使われた技法というのかな?よくは分からないけど文章を少しずつ壊していくというか。登場人物の描写やセリフが微妙過ぎるほどの絶妙な脈絡を持ちながらどんどん飛んでいき、その状況をソリッドなまでに際立たせたり、また飛んで行きながらも着地点がようやく現在の心境の答えであったりするんだけど、その間が数ページに及ぶという事が全く珍しくなかった。また状況やセリフに常に鍵括弧がある事に違和感があったとエッセイで書かれていた当時、セリフに鍵括弧が無い、もしくは話し手の話している瞬間の精神状態の不安定さに同調させて鍵括弧を少しずつ切っていくというのがよくあった。また同じように句読点の消滅っていうのもあってこれは特に凄かった。「トパーズ」で特によく使われてたんじゃないかな?どうかな?ある独白がずーーーーーっと続いていて、精神状態が明らかにおかしいとか昂っている状態のシーンをこういう書き方で読むと本当に圧倒された。「トパーズ」は当時何てHな小説なんだ、でもそれだけじゃない何かが書いてある、とは思っていたけど、きっと本当のところはよく分かっていなかったはず。じゃぁ今読んだらどうなんだろう?きっとSMを介在させながら欲望の様々なタイプの在り方、また叶え方は人それぞれ違うんだよ、そのタイプも違うし叶え方も違うはずでそして結果もきっと皆それぞれ違うんだけど人間は欲望を持つ生き物でそれは誰にも止めようがないからそれを手に入れる為にはその対象に見合ったリスクを背負わなくては手に入らないものでだけどあたしはリスクという言葉を聞くと怖くて何もする事が出来なかったんだけどそれじゃダメなんだという事がようやくわかった。それを教えてくれたのは石岡とラフォンスだ。

↑色々な結合型で書いてみた。石岡とラフォンス。

句読点省くと推敲するのが非常に難しいけどやっぱり凄いなぁこの書き方。ポイントは「で」だと昔から感じてたんだけど、いつか龍さんに質問してみたいけどなぁ。


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